こんにちは。
URNATS(ウルナッツ)です。
URNATS(ウルナッツ).comにお越しただきましてありがとうございます。
今回は
【悩むアパレル男子に申す】これからはウィメンズセクションのほうが出世しやすいです。
というお話をします。
■この記事を読むことで学べること。
- なぜウィメンズセクションのほうが出世しやすいのか
- なぜアパレルはウィメンズが成長産業なのか
- 世の中の男性の状況
■この記事を読んで欲しい人。
- アパレル男子全員
- アパレルで働いている人
- 給料をあげたいビジネスマン、サラリーマン
結論:アパレル男性社員がウィメンズセクションのほうが出世しやすい理由2つ
- 1つ:ウィメンズが成長産業だからです。
- 2つ:女性社員は結婚、出産などにより第一前線で働く事が難しい人が多い中で、男性は常に第一前線で働く事ができるからチャンスが回ってくる。

出世に一番大切なことは結果を出すことです。衰退産業で仕事をしていても実績が伸びないため頑張っても頑張っても結果が出ません。自分の好きなことや、やりがいだけを求めて給料はそこそこで良いと言う考えであればこの記事は見なくて大丈夫です。
しかし収入を上げていきたい人には役に立てる記事です。
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前提としてメンズセクションはこれから苦戦の時代に突入する

メンズセクションはこれから間違いなく苦戦の時代に突入します。特にビジネスに関連する商品を強みにしているアパレル企業は苦しいです。
その理由は?
新型コロナによる不要不急の外出、リモートワークの増加。そして17年経過して浸透が広がる「クールビズ」によるTHEビジネスアイテムの不要、スーツからセットアップへの移行。クールビズも2005年の導入時は実施率30.9%だったが現在は全国平均で60%越えの実施率に至っている(関東地方では75%の実施率)。
そして2019年には三井住友銀行でTシャツやジーパンなどの自由な服装で出勤することを認める取り組みをスタートした。三井住友銀行の取り組みが皮切りになり他の大手企業でも自由な服装を認める企業が増えている。
要するに今まで売り上げの軸だったビジネス関連品が不要になることで、売れなくなります。その結果売り上げが伸びずに苦戦することになります。
今までのメンズアパレルは?
今までのメンズアパレルの売り上げの軸は間違いなくTHEビジネスアイテムでした。THEビジネスアイテムとはスーツ、ネクタイ、ビジネスシャツなどのお堅いスーツスタイル。このスーツスタイルに革命を起こしたのが「イタリアクラシコ」の言葉を活用し提案した大手セレクトショップであることは間違いない。今までの格好の悪いビジネススーツスタイルを刷新した洗練されたスーツスタイルに、モテたいビジネスマンはこぞって大手セレクトショップの提案するスーツスタイルを取り入れたであろう。その時はメンズアパレルはウィメンズよりも成長産業でメンズアパレルバブルだったと言っても過言ではないです。
既存の先輩男性社員の収入が高い理由は当時メンズセクションが成長産業だったからです。ただそれだけのことです。実力はどうなのかと問われるとあなたと大した差はないです。要は成長産業で働いているとめちゃくちゃ頑張らなくても結果が出ますし、業績が上がっていくので評価されます。評価されると給料が上がります。
では現在のメンズセクションは?
今アパレルは新型コロナウィルスの影響で窮地に立たされています。特にメンズセクションは非常に厳しい状況です。私自身も洋服が好きですが、持っているものでなんとかできるなと思っています。男性の美意識は年々上がっているものの、美意識のお金を掛ける方向が「洋服」ではなくなり「脱毛」「エステ」などの美容に関心が高まっております。著名人、有名人の方もメンズ脱毛サロンをOPENしているのがわかりやすい世の中の流れでしょう。
この状況を踏まえるとしばらくはメンズアパレルの復調は厳しいと判断します。出世したい人はこの衰退産業のメンズセクションにいることをお勧めしません。
アパレル男性社員がウィメンズセクションのほうが出世しやすい理由2つ
1つめ:ウィメンズが成長産業だからです。
ではなぜウィメンズが成長産業なのか?
現在の情勢、状況を見る限りアパレルはウィメンズがまだ成長産業を感じます。
男性とファッションの意識が全然違います。新型コロナの影響で不要不急の外出を控えている中でも少しのお出かけ用で洋服を買い足すのが女性です。この状況でもネイル、ヘアサロン、エステにお金を掛けるのも女性の「美しくあり続けたい」と言う根底の欲求でしょう。
この需要が高いセクションで働く方が結果を出しやすくなります。そして評価されていくのです。
2つめ:女性社員は結婚、出産などにより第一前線で働く事が難しい人が多い中で、男性は常に第一前線で働く事ができるからチャンスが回ってくる。
女性は結婚や出産などでどうしても第一前線を一時的に離れざるを得ない時期がきます。今は男性の育休も常識的になってきているものの、まだまだ女性が育休を取得するのがほとんどでしょう。
結果を出すことも重要ですが、役割のステージに立つことの方が重要です。その機会を仕組み的に作り出す方法が男性社員がウィメンズセクションで働く事です。
そして常に後輩メンバーに対して安定した知識や経験を共有して教育できることは第一前線で働き続ける事ができる社員にしかできないことです。
ウィメンズセクションにいく際の注意点
ウィメンズセクションにいく際に気をつける事があります。
最後に
今回は
【悩むアパレル男子に申す】これからはウィメンズセクションのほうが出世しやすいです。
と言う話をしました。
まとめと復習です。
メンズセクションはこれから苦戦の時代に突入する・・・新型コロナ、装い方改革、クールビズの浸透により稼ぎ軸であったTHEビジネスアイテムが苦戦するから。
アパレル男性社員がウィメンズセクションのほうが出世しやすい理由2つ
- ウィメンズが成長産業だから。・・・女性はどんな時代も着飾って「美しくあり続けたい」と思う人が多いから、これからも安定的に洋服を求める。
- 女性社員は結婚、出産などにより第一前線で働く事が難しい人が多い中で、男性は常に第一前線で働く事ができるからチャンスが回ってくるから。・・・頑張っていると自動的に重要な役割のチャンスが回ってきます。
ウィメンズセクションにいく際の注意点・・・完全に出世のためにウィメンズを経由していると言うマインドはダメです。ウィメンズセクションでアパレル人生を送る覚悟を持つ事が大切。
今アパレル小売、特にセレクトショップは大苦戦を強いられているでしょう。転職が当たり前の時代の中、専門知識がなく、転職にも踏み出せず悩んでいるアパレル男子にお伝えしました。
ダイバーシティも進んでおり、いずれ男尊女卑もなくなります。女性を差別すると森さんのようにバッシングに合う時代です。
今の状況で苦しいけど、今の会社で将来的に出世していきたいのであれば「ウィメンズセクションで挑戦することをお勧めします!」。
皆様のビジネスライフに少しでもお役に立てたら嬉しいです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。