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【職場で苦手な人を味方にできます】ソーシャルスタイル活用【ダイバーシティ化に対応しよう】

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こんにちは。

URNATS(ウルナッツ)です。

URNATS(ウルナッツ).comにお越しただきましてありがとうございます。

今回は

【職場で苦手な人を味方にできます】ソーシャルスタイル活用【ダイバーシティ化に対応しよう】

をお話しします。

■この記事を読むことで学べること。

  • 周りの人のソーシャルスタイル
  • 自分自身のソーシャルスタイル

■この記事を読んで欲しい人。

  • リーダー、管理職の人
  • 会社でどうしても馴染めない人がいる人
  • 人材育成の仕事をしている人
  • 人間関係に悩んでいる人
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目次

まず初めにソーシャルスタイルとは

ソーシャルスタイルとは、1968年にアメリカの産業心理学者のデビットメリル氏が提唱したコミュニケーション理論のことです。

今コミュニケーションを行うための手法として、多くの企業で取り入れられております。ソーシャルスタイル理論では「自己主張が強い」or「自己主張が弱い」と「感情が表に出やすい」or「感情を抑えることができる」でスタイルを4つに分類します。「営業職や販売スタッフなどの顧客商売をする職業はソーシャルスタイル理論を活用することでより良いコミュニケーションができるようになります。

なぜソーシャルスタイルの理解が必要なのか

現代社会ではダイバーシティ化が進んでおります。

このダイバーシティの世の中でビジネスマンとしてコミュニケーションを増やすためにソーシャルスタイルの理解が不可欠です。

一辺倒のやり方では通じない世の中になってきているのも事実です。

自身の正義を振りかざしたところで通用しないことは今後もさらに増え続けるでしょう。

ダイバーシティとは

そもそも「ダイバーシティ」という言葉をご存知でしょうか。

初めて聞いた方、聞き飽きた方、また女性活用の話かと思う方がいます。

ダイバーシティという考え方は、もともとアメリカ国内における「マイノリティ(少数派)」「女性」が差別を受けない採用や処遇の実現を求める運動から広がったものです。そして「ダイバーシティ = 女性活用ではない」ことをまず理解しましょう。

ダイバーシティとは直訳すると「多様性」です。性別、年齢、学歴、職歴などの多様性のことをダイバーシティと提言します。

そして「多様性」を活かして仕事を行うことをダイバーシティマネジメント(ダイバーシティ経営)と言います。現代社会はこのダイバーシティマネジメントによるシナジー効果を出せない人は取り残されてしまうことになります。

ダイバーシティマネジメント(ダイバーシティ経営)とは?

その名の通り、「多様性」を活かしたマネジメント手法です。

わかりやすくいうと特撮戦隊番組の5レンジャーです。レッド、グリーン、ピンク、ブルー、ブラックのそれぞれ個性ある5人の良いところを活用して強敵に勝つために取り組むことです。レッドは熱血、グリーンは盛り上げ役、ピンクは愛に溢れている、ブルーは冷静、ぶらっくはいざと言う時に一番活躍する。この5人の良さを認めることが大切です。

会社にもたくさんの「多様性」を持った社員がいます。全員が万能ではなくそれぞれの強みを活かして強いチームにしてくことがダイバーシティマネジメントです。ダイバーシティに関してはまた違う記事で詳しくお伝えします。

この「多様性」を生かすマネジメントをするためにそれぞれの性質を知る必要があります。

そこでソーシャルスタイルを活用して理解を深めることができるのです。

ソーシャルスタイルの理解

出典元『リクナビNEXTジャーナル』あなたは何タイプ?コミュニケーション上手になるための4タイプ診断法

ソーシャルスタイル理論で分類される4つのタイプ

ソーシャルスタイル理論では4つのタイプに分類されております。

それぞれの名称と簡単な説明をお伝えします。

ドライビングタイプ(実行型、前進型)

→実行型、前進型のためリーダー、経営者に多いです。

エクスプレッシブタイプ(感覚型、社交型)

→周りを巻き込んで盛り上げ役。カリスマ性やリーダー的存在にも多いです。

エミアブルタイプ(協調型、共感型)

→人間関係を第一に考える。日本人に一番多いタイプです。カウンセラーや教育者が向いています。

アナリティカルタイプ(分析型、思考型)

→じっくり考え適切な判断を下す。マーケティングやエンジニアに多いです。

それぞれの特徴を何となく把握したところで、次に自分自身はどれに当てはまるのかを診断していきましょう。

ソーシャルスタイル診断方法

先ほどもお伝えしましたとおり大きくは「自己主張が強い」or「自己主張が弱い」と「感情が表に出やすい」or「感情を抑えることができる」で分類できます。

  • ドライビングタイプ→自己主張が強い。感情を抑制することができる。
  • アナリティカルタイプ→自己主張が弱い。感情を抑制することができる。
  • エクスプレッシブタイプ→自己主張が強い。感情が表に出やすい。
  • エミアブルタイプ→自己主張が弱い。感情が表に出やすい。

他にも「ソーシャルスタイル診断」と検索していただくと診断できるサイトがたくさんございます。純度100%の方は少ないと思うので是非もう少し深く分析されたい方は「ソーシャルスタイル診断」とググってください。

ちなみに私はドライビングタイプでした。社会に出てドライビングを出しすぎて失敗した経験もあるので、純度100%のドライビングタイプの方は少し気をつけることをお勧めします。

自身のソーシャルスタイルを把握した次にはソーシャルスタイルを活用するメリットを具体的にお伝えします。

ソーシャルスタイルを活用するメリット、デメリット

ソーシャルスタイルを活用するメリット

自己理解

まず第一に自分自身がどのソーシャルスタイルなのかを知ることができます。自分のスタイルを知ることで得意な仕事や立ち回りをすることができるようになります。その結果長所活かしを仕事で活躍する可能性が飛躍的に高まります。

他者理解

他者のソーシャルスタイルを理解することでコミュニケーション方法が変わります。その結果相手に寄り添うことができ信頼関係を構築することができます。これまで苦手だった人も自己理解と他者理解をすることでコミュニケーションの改善につながります。

役割分担に役立つ

ビジネスを成功するにはチームで大きな目標を達成させることがほとんどです。その際にソーシャルスタイルを理解していると非常に役に立ちます。役割分担の際にドライビングタイプをリーダー、アナリティカルタイプを分析担当、エクスプレッシブタイプはサブリーダー、エミアブルタイプは調和役などそれぞれの得意な分野を活用することができます。

ソーシャルスタイルを活用するデメリット

メリットだけではございません。デメリットも存在します。

他者をソーシャルスタイルに、ハメすぎてコミュニケーション方法を間違うことです

ソーシャルスタイルに頼りすぎると危険です。あくまでもソーシャルスタイルは理解方法の一つにしかすぎません。安易に他者をソーシャルスタイルにハメこみすぎず日々の会話の中で理解を深めることが大切です。

環境や経験でソーシャルスタイルは変化する

ソーシャルスタイルは環境や経験で変化します。元々エミアブルだった人も、ある経験と環境によってパラダイムシフトが起きてアナリティカルになる場合もあります。ソーシャルスタイルに頼りすぎず今目の前で起きていることからしっかり判断することが何よりも大切です。

それぞれの特徴、行動パターンを解説します。

ドライビングタイプ(実行型、前進型)

ドライビングタイプは決断力、行動力に優れているので経営者、リーダーのような人の上に立つ仕事が向いてるタイプです。

ドライビングタイプの得意、不得意

得意
  • 常に冷静で、目標達成のための戦略、戦術を立てることができる。
  • 決断力に優れいているため、意思決定力が高い
  • 意思が強く、周囲の意見や環境に影響を受けない
不得意
  • 自分が納得いかないと動けない
  • 協調性がなくペースを合わせるのが苦手
  • 自己主張が強いため、相手に寄り添えない

ドライビングタイプの話し方

  • 自己主張をはっきりする
  • 上から目線で話す
  • 基本的に相手のペースに合わせず話す

ドライビングタイプの行動傾向

  • 自分の道は自分で決める
  • 勝負事への関心、興味が強い
  • 他人からの指示を嫌う

ドライビングタイプの接し方、交流

ドライビングタイプとの交流は「かわいい後輩ポジション」になることをお勧めします。「主体的」「成長意欲がある」「ガッツがある」などの部分に見所を感じます。そして論理的思考も持ち合わせているため、意見を求められたときは根拠やデータを絡めて伝えることをお勧めします。

ドライビングタイプは褒め言葉を嫌います。他者からの評価に興味がない人が多いです。もし褒めたいことがある場合は「〇〇さんを見習って自分も読書することにしました」「〇〇さんと接して勇気が出ました」などのお声がけをお勧めします。安易に「すごいですね」「尊敬します」とかは逆効果なのでNGです。

ドライビング傾向チェック

  1. 行動力、野心が高い
  2. 向上心がある
  3. やる気のない人が理解できない
  4. 決断力がある
  5. 人間関係よりも目標達成を優先したい
  6. 正義感が強い
  7. 場を仕切ったり、リーダーをすることが好き
  8. 自分をコントロールしようとする人を論破したくなる
  9. 何気ない一言が「きつい」と言われることがある
  10. 褒めらることを嫌う
  11. 結果が全て
  12. 無駄が嫌い、効率、生産性が大好き
  13. 感情的になる人が理解できない
  14. 自分だけ違う意見を言うことに躊躇がない
  15. マニュアルに忠実に生きるのが苦手

多く当てはまった場合ドライビングタイプ要素が強い人になります。

エクスプレッシブタイプ(感覚型、社交型)

エクスプレッシブの得意、不得意

得意
  • 新しいことをしたいため、発想、想像力に長けている
  • 一つ納得すると、細かいことを気にせず行動できる
  • 盛り上げ役のため、周囲を巻き込むことが得意
不得意
  • 直感、感覚で動いているため気分によっては意見がブレる
  • 規則やマニュアル通りに動くことが苦手
  • 分析や準備が苦手

エクスプレッシブの話し方

  • 周りを巻き込むような説得力のある話し方をする
  • 表情、感情を込めて熱意的に話す
  • 明るく、自信たっぷりに話す

エクスプレッシブの行動傾向

  • 何よりも優先的に明るい雰囲気を作る
  • 人間関係第一で行動する
  • 自分の話をすることを好む

エクスプレッシブの接し方、交流

エクスプレッシブタイプへの対応方法は一緒になって盛り上がることが大切です。エクスプレッシブは自分との相性を何よりも重視します。一緒に盛り上がり「こいついい奴だな」と思ってもらえるとあなたに協力してくれる存在になります。

意見を求められることを好み、褒められることを好むため、積極的に意見やアイディアを伺いましょう。そしてそのアイディアに共感し「さすがですね」と褒める言葉を伝えるとエクスプレッシブタイプの承認欲求が満たされあなたとの信頼関係が深まります。

エクスプレッシブ傾向チェック

  1. 新しいことをするのが好き
  2. 細かいことは気にしない
  3. 計画を立てるのが苦手
  4. 飽きっぽい
  5. 事務処理が苦手
  6. 場を仕切るのが好き
  7. お調子者と言われる
  8. 人を褒める、褒められるのが好き
  9. 人見知りせず気軽にお話ができる
  10. 感情表現が豊か
  11. 意見を求められると素直に嬉しい
  12. 人が好き
  13. 規則に縛られるのが嫌い
  14. 人と群れるのが好き
  15. 面倒見が良い

多く当てはまった場合エクスプレッシブタイプ要素が強い人になります。

エミアブルタイプ(協調型、共感型)

エミアブルの得意、不得意

得意
  • 人の役に立てるなら頑張れる
  • 協調性が高いためチームで行動することが得意
  • 嫌味なく人と仲良くすることができる
不得意
  • 人からの依頼を断るのが苦手
  • 強く主張することが苦手
  • ストレス、悩みを一人で抱え込んでしまう

エミアブルの話し方

  • 前置きの言葉が多く、周りくどい
  • ソフトに抑揚をつけて話す
  • 断言をせずに控えめに話すことが多い

エミアブルの行動傾向

  • みんなを励ましサポートすることを好む
  • 意思決定するとき、周りの意見を大切にする
  • 聞き上手で親しみやすい

エミアブルの接し方、交流

相手の感情に共感することが大切です。数字や結果よりも中身や努力の部分を大切にしているタイプが多いです。「〇〇の結果を出すためにどういった内容で取り組んだか聴かせてもらえるかな」などの感じです。

心配症でリスクを背負うことが苦手なため取り除いてあげることが大切です。リスクを感じてしまうと行動に躊躇が生まれ行動に発展しません。「〇〇の取り組みだけど、リスクがここにあったんだけどこれはこう言う風に解消できるから大丈夫」などの感じです。

エミアブル傾向チェック

  1. 人の心や空気を読むことが得意
  2. リスクが嫌い
  3. 相手の反応が気になる
  4. できるだけ人と対立したくない
  5. 頼まれると断れない
  6. 人と競争するのが苦手
  7. 単独仕事よりチーム仕事が好き
  8. 人の役に立つ仕事が好き
  9. 自己犠牲を払ってよく疲れる
  10. すぐ謝ってしまう
  11. 優柔不断なことが多い
  12. 愚痴、悩み相談相手によくなる
  13. 人に嫌われたくない
  14. 目標達成より、人間関係が大切
  15. 意思決定するのが苦手

多く当てはまった場合エミアブルタイプ要素が強い人になります。

アナリティカル(分析型、思考型)

アナリティカルの得意、不得意

得意
  • データ収集や分析が得意
  • 計画的に仕事を進めることができる
  • 仕事の漏れが少ない
不得意
  • 団体行動が苦手
  • データ、分析を重視するため決断に時間がかかる
  • リスクを背負わないため、思い切った挑戦ができない

アナリティカルの話し方

  • 接続しが多いため、断言しない話し方
  • 落ち着いた雰囲気で、声のトーンを一定にゆっくり話す
  • まず結論から話さない

アナリティカルの行動傾向

  • 時間管理をきっちりする
  • 職人のように一つのことをやり続ける
  • リスクからは避ける

アナリティカルの接し方、交流

意見を求めるときに考える時間を与えてあげることが大切です。急に意見を求められることが苦手なため、前もってお伝えして考える時間を与えてあげましょう。「〇〇日に〇〇の答えが欲しいから考えててもらえますか?」などの感じです。

事実やデータを元に詳しく丁寧に説明をしてあげると納得してくれます。分析、論理型のため感覚で伝えても納得しません。事実ベース、数字ベースを元に説明するのがお勧めです。「〇〇を決めた理由は〇〇という数字が出ているからです」などの感じです。

アナリティカル傾向チェック

  1. 計画通りに実行するのが好き
  2. ルーティンワークは苦にならない
  3. 自分から主張することが少ない
  4. 急に意見を求められると困る
  5. まずはリスクから考えてしまう
  6. 自分のことを話すのが苦手
  7. 話が長いと言われる
  8. 人から頑固、真面目と言われる
  9. 失敗や間違いはできるだけしたくない
  10. 分析するのは苦にならない
  11. 孤立しても苦にならない
  12. 一つのことをやり続けて、とことんやるタイプ
  13. 何事も慎重に進めるタイプ
  14. 感情表現が豊かではない
  15. 準備は念入りに行う

多く当てはまった場合アナリティカルタイプ要素が強い人になります。

最後に

今回は

【職場で苦手な人を味方にできます】ソーシャルスタイル活用【ダイバーシティ化に対応しよう】

をお話ししました。

まとめと復習です。

ソーシャルスタイルとはデビットメリル氏が提唱したコミュニケーション理論のこと。

ソーシャルスタイルの理解が必要な理由は世の中が「多様化(ダイバーシティ)」が進んでいるから。

ソーシャルスタイルとは人間のタイプを4つに分類することができました。

  1. ドライビングタイプ(実行型、前進型)、
  2. アナリティカルタイプ(分析型、思考型)
  3. エクスプレッシブタイプ(感覚型、社交型)
  4. エミアブルタイプ(協調型、共感型)

そしてソーシャルスタイルを理解することでコミュニケーション方法を使い分けるます。

その結果、信用信頼を増やし職場のメンバーとの関係を良化させることに繋げれます。

あなたは何タイプでしたか?

最後までご覧いただきありがとうございました。

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