こんにちは。
URNATS(ウルナッツ)です。
URNATS BLOGにお越しただきましてありがとうございます。
今回は
【女性社員の扱い方に悩む男性管理職必見】マネジメントする時に絶対やってはいけない5つのこと
というお話をします。
■この記事を読むことで学べること。
- 女性をマネジメントする際のNG行動
- 女性脳の理解
■この記事を読んで欲しい人。
- 女性を部下にもつ管理職の人
- チームに女性社員がいる人
私自身も20代後半の時に無知で女性社員と働いた結果、とんでもなく女性社員に嫌われてしまい大変苦労しました。
女性社員を理解したいと思い勉強した結果、今30名の女性社員をマネジメントさせていただいております。
今、ダイバーシティ化も進んでおり、以前の私のように女性社員の扱い方に苦労している男性社員マネージャーが多いと思っております。
ダイバーシティのことはこの記事を紹介しております。
「女性の気持ちなんかわからない」、「扱い方がわからない」、「何でアドバイスをしたのに不機嫌なんだ」のようなお悩みをお持ちの男性マネージャーの方へ絶対読んで欲しいと思います。
結論からお伝えします。
もしこの5つのことをしている方、行動を見直して下さい。このままだと取り返しがつかなくなります。
- 良かれと思って話の途中で結論(アドバイス)を伝えてしまう。
- 結果、成果が出た時だけ褒めている。
- 高い目標を設定してしまう。
- ミス等をした時に強く𠮟ってしまう。
- 日頃のコミュニケーションを大切にしていない
各項目の最後に明日から使える具体的なアクションプランを提示します。
そしてこの行動が習慣化されると女性社員だけでなく、恋人、女友達、家族、奥様との関係性も必ず良化します。
本文に行く前に女性社員の特徴の確認です。
女性社員は親和欲求が強い
親和欲求とは
親和とは、人が他の人と一緒になろう、あるいは他の人お一緒にいようとする傾向のことです。人が集まり、集団を形成するにはいくつかの理由を考えることが出来ます。
例えば、集団において自分一人では達成できない目標を達成する。あるいは自分には不可能なことを他者に代行してもらうなどです。
しかし人間には、目的を達成するための手段として集団や他者を求めるだけでなく、他人と一緒にいること自体が満足をもたらすが故に、それを求めようとする欲求があることが知られています。これが「親和欲求」です。
こんな人が親和欲求が高いと判断できます。
- よく複数人で行動したいと思う
- 自分ことを受け入れてもらいたい
- 周りの目線を気にする
- 出来事を誰かと共有したがる
いかがでしょうか?職場の女性社員にも当てはまる方は多いのではないでしょうか。
では親和欲求を理解したところで本文に参りましょう。
【女性社員の扱い方に悩む男性管理職必見】マネジメントする時に絶対やってはいけない5つのこと
1、良かれと思って話の途中でアドバイスを伝えてしまう。
女性社員から相談を受けることが男性は多いと思います。実はこの相談には2種類ございます。
- 一つはいわゆる「相談」
- もう一つは「話を聞いて欲しいだけ」
この2種類の相談を一緒と考え、誤った判断をしてしまうと関係性が悪化します。せっかく積み上げた信用残高もあっという間になくなる可能性もあります。
え?それなら何故相談してくるの?と思う方も多いと思います。そこが大きな間違いです。女性は相談している段階である程度の答えが決まってます。とにかく親身になって話を聞いてあげることがとても大切です。
求めているのは対話で、対話することで女性社員の親和欲求を満たします。
ではどのようにして2種類の相談を見分けるのか。
具体的アクションプランです。
それは一旦最後まで女性社員の話を聞いて受け止める。そして相談してくれたことへの感謝を必ず伝えましょう。
この言葉が出てから初めてアドバイスをする権利を得ることが出来ます。
その際の口初めに逆説「4D言葉」は禁止です。
まずは「なるほど。相談してくれてありがとうね。」とお伝えしてから相手に寄り添ったアドバイスをしましょう。
アドバイスを言いたい気持ちをグッと抑えて、まずは一旦最後まで話を聞きましょう。
2、結果、成果が出た時だけ褒めている。
女性社員は結果、成果が全てで仕事をしているわけではないです。女性社員はどんな状況でもしっかりしており、安定したパフォーマンスを発揮しようと日々頑張っております。男性社員のようにマンパワーで頑張り瞬発的に爆発的な実績を出せる人とは少し異なります。
結果、成果に対して褒める男性マネージャーは女性社員に褒める機会の平等性がなくなり信頼関係が悪化します。
具体的なアクションプランです。
注目とはどういうことか。
それは先ほどの話を聞くにも似ているところです。
担当の仕事でうまくいっていることや、良化した内容に「どういうところを意識したの?」や「〇〇さんすごいね。実際に実践したことを聞かせてくれる?」と対話をしましょう。
しっかり傾聴して、共感して承認してあげて下さい。
話を聞いた後に「だから仕事がうまくいっているんだね」や「その考え方すごく素敵だから共有していいかな?」で心から承認してあげましょう。
3、高い目標を設定してしまう。
よく高い目標と夢を持てという言葉があります。
ですが野心のない女性社員以外には通用しません。
その理由は女性は現実を生きているからです。
多くの女性は高すぎる目標を与えられると一瞬は頑張りますが、やがて達成しないと感じてしまうと一気にモチベーションが低下します。
いきなり山登りを目指す人に「山登りを始めるなら富士山を目標にしないと」などとアドバイスすると一瞬で信用残高は0円になります。
具体的なアクションプランです。
そして達成した場合は先ほど同様に褒めてあげて、達成するために行ったプロセスを必ず聞いてあげましょう。男性社員のように崖から突き落として這い上がってこい精神で指導してるのであれば、近いうちにあなたが崖に落ちるでしょう。女性社員に寄り添って達成出来そうな少し高い目標を一緒に決めて下さい。
女性社員は納得いく目標には非常に頼もしく頑張ります。
4、ミス等をした時に強く叱ってはダメ。
この行動は私からすると「嫌われたいのですか?」と質問したくなります。
男性に対しての普通レベルの「叱る」でも女性社員は強く叱られたように感じてしまいます。
もし強く𠮟ってしまった場合ですが、相手に恐怖を与え信頼が底につきます。
ではどうすればいいのでしょうか?
具体的なアクションプランです。
つまり傾聴の姿勢で相手の意見を尊重してあげることです。
ミスをした段階で女性社員は自身で反省し、改善方法を考えております。
「今後こうして行動してきます」と報告があればそれを応援してあげて下さい。わざわざ男性マネージャーがアドバイスをする必要がありません。方法が見つからない場合は一緒に寄り添って打開策を考えてあげてください。
どうしても注意をしないといけない場合。
その際に重要なポイントです。
- 人前で叱らない、注意しない
- 二人になる時間を作って話すこと。
- 他の社員と比べるようなことを絶対言わない。
- 叱ることの必要性、意味もしっかり伝える。
上記を意識して注意すると納得いただけることが圧倒的に増えます。
5、日頃のコミュニケーションを大切にしていない
日頃からコミュニケーションをとっていないと何をしても女性の心には言葉が届きません。
同じ言葉でも、尊敬しているAさんから言われるのと、苦手なBさんから言われるのでは全然違います。
その位日頃から対話、サポートによる信頼関係の構築が重要です。
具体的なアクションプランです。
存在承認、行動承認、成果承認を満たしましょう。
存在承認とは
例「目を見て挨拶、話をする、聴く」「声を掛ける、気づかう」「お祝いをする」「相談をする」
行動承認とは
例「行動を誉める、励ます」「行動に共感、感謝する」「持ち味を伝える、プロセスを評価する」「時に間違いを指摘する」
成果承認とは
例「結果を労う、褒める」「出来栄えを伝える」「目標達成したことを伝える」
この行動を日頃から女性社員に体現できていると信頼関係が構築されます。部下女性社員、同僚女性社員と勤務時全員とコミュニケーションを取りましょう。
承認欲求の記事は他で詳しく紹介しております。是非ご覧くださいませ。
【リーダー、管理職必見】三大承認欲求の一つ、存在承認を満たす具体的アクション10選【コーチングスキル】
最後に
今回は女性社員をマネジメントする時にやってはいけない4つのこと。この内容知らないとヤバイというお話をしました。
まとめと復習です。
- 良かれと思って話の途中で結論(アドバイス)を伝えてしまう。
- 結果、成果が出た時だけ褒めている。
- 高い目標を設定してしまう。
- ミス等をした時に強く𠮟ってしまう。
- 日頃のコミュニケーションを大切にしていない
そして具体的アクションプランも提示しました。
- 一旦最後まで女性社員の話を聞いて受け止めること
- 女性社員の仕事のプロセス(過程)に注目すること
- 達成できそうな少し高い目標を設定してあげること
- ミスを起こした時にその時の状況などをしっかり聞いてあげること
- 存在承認、行動承認、成果承認を満たすこと
皆様はいくつ当てはまっていたでしょう。
女性社員はあなたの大切なビジネスパートナーです。上記を実践して一緒に仕事を楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。