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【問題解決の基本】ロジカルシンキング(論理的思考法)の理解&鍛え方、トレーニング方法

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こんにちは。

URNATS(ウルナッツ)です。

URNATS(ウルナッツ).comにお越しただきましてありがとうございます。

今回は

【問題解決の基本】ロジカルシンキング(論理的思考法)の理解&鍛え方、トレーニング方法

というお話をします。

■この記事を読むことで学べること。

  1. ロジカルシンキングとは
  2. ロジカルシンキングの弱点
  3. ロジカルシンキングを身につけるメリット
  4. ロジカルシンキングの論理手法
  5. ロジカルシンキングの鍛え方、トレーニング方法

■この記事を読んで欲しい人。

  1. 情報処理や問題解決が苦手な人
  2. 話をまとめることができず、つい長く話してしまう人
  3. プレゼンや人前で話すことが多い人

仕事をしていると、多くの仕事や情報を処理し、そして多くの問題を解決していく必要があります。

出来るだけ効率的に解決していきたいのですが、どこから着手してどう解決をすれば良いのかがわからないことがあります。

そこで役に立つ思考法が論気的思考法のロジカルシンキングです。

ロジカルシンキングは複雑なものを整理して、シンプルに道筋を引くことができる思考法です。

社会人の基本ベースの思考法になりますので、身に付けていると、付けていないでは圧倒的な差が生まれます。あらゆる場面で必要となる思考法なのでこの記事でロジカルシンキングを理解し身に付けていただくきっかけになると嬉しく思います。

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目次

【問題解決の基本】ロジカルシンキング(論理的思考法)の理解&鍛え方、トレーニング方法

ロジカルシンキング(論理的思考法)とは

ロジカルシンキングとはロジカル「論理的な」、「筋の通った」とシンキング「思考」という言葉が組み合わさってできております。

つまりロジカルシンキングとは、目標に向かって論理的に道筋を立てる思考法です。

ロジカルシンキングは、問題の解決策や目標を達成させるための要素を可視化したい時に有効的です。可視化することでより解決策や要素を明確にすることができます。

そしてビジネスシーンにおいて、自分の考えを相手にわかりやすく伝えることができる重要なスキルです。

ロジカルシンキング(論理的思考法)の弱点

ロジカルシンキングにも弱点はあります。

ズバリ!ロジカルシンキングの弱点は、新しいイノベーション(革新)やクリエイティブ(創造)なものを生み出すときには活用できないことです。

既成に基づいた問題解決に向いていますが、新しい何かを生み出すには向いていません。

そしてロジカルシンキングの注意点としては、PDCAサイクル思考にとらわれがちになります。現在はVUCA時代のため、突発的に概況と内部の変化が起きます。そのためOODAループ思考を軸にロジカルシンキングを論理展開を行うことをお勧めします。

ロジカルシンキング(論理的思考法)を身につけるメリット

では実際にロジカルシンキングを身につけると、どのようなメリットがあるのかをお伝えしていきます。私のブログでは豊かなビジネスライフのため記事を書いておりますので、仕事面でのメリットをお伝えします。

メリット1:圧倒的に問題解決力が高まる(考える力、解く力UP)

ロジカルシンキングを身につけると圧倒的に問題解決力が高まります。

論理的に道筋を立てて物事の要素を細分化していく手法がロジカルシンキングです。

なぜこの問題が起きているのか、どうしてこの問題を解決していけばいいのかをロジカルな思考で道筋を立てることで、問題・課題や問題の解決策を特定することができるのです。

ある程度の特定は経験上できる人も多いですが、ロジカルシンキングを身につけていないと多くの情報を処理するのに時間がかかります。

メリット2:相手が理解しやすく説得力のある伝え方ができる(伝える力、話す力UP)

ロジカルシンキングを身につけることで相手が理解しやすく、説得力のある会話をすることができます。

論理的に道筋の通った会話をすることで、相手に理解してもらい説得することができるのです。相手を説得させることができれば、仕事の場面でも自分の考えや思いを企画して通すことができます。結果会社でも一目置かれる存在にもなっていけます。

ロジカルシンキングで考えをまとめ、PREP法を用いてプレゼンすると大抵うまくいきます。私もいつも人前で話をするときはこの方法を使います。

メリット3:物事を自分自身が理解できるようになる(わかる力UP)

ロジカルシンキングを身につけることで、物事や出来事を論理的に理解できるようになります。

なんとなく理解していた内容も、ロジカルシンキングのフレームに置き換えることでより物事を明確に理解できるようになります。

私の周りでもロジカルシンキングを身につけている人は、情報理力が高く、要領が良いです。目の前で起きていることだけでなく、なぜそうなったのかを、考え理解できるようになるためとても正確に理解します。そしてロジカルシンキングを身につけて理解しようとしている人は質問の質がとても高いです。抽象的な質問をすることなく、具体的に自分が知りたい内容を質問してきます。

メリット4:物事の本質を的確に捉えることができる(見抜く力UP)

ロジカルシンキングを身につけることで、物事の本質を的確に捉えることができます。

感覚で物事を判断したり、その場しのぎの判断がなくなります。物事がなぜ起きているのかを因果関係や相関関係を踏まえて分析していくので、課題・問題を深掘りすることができます。

物事の本質を的確に捉えることができるため、問題を効率的・生産性高く解決できるようになるのです。

代表的なロジカルシンキングの展開タイプ

一言にロジカルシンキングと言っても複数の展開タイプがあります。代表的な展開タイプをお伝えします。

皆様が普段無意識で答えを出すときに使っていることを、言葉化にしただけですので身近な考えなものもあると思います。

展開タイプ1:演繹法(えんえきほう)

演繹(えんえき)法とは、複数の情報を論理的に組み合わせて、妥当な結論を導きだす思考法です。

簡単に言うと演繹法は2つ以上の情報から論理的な仮説を導き出します。

例をあげると

  • 情報1:人間は一度は失敗する
  • 情報2:東大生も一人の人間
  • 答え:つまり東大生も失敗する

このように2つ以上の情報から答えを導き出します。

東大生が人間でない場合は失敗する答えを導き出せませんよね。例えば東大生はみんな実はロボットであると言う情報を得た場合。。。。

  • 情報1:人間は一度は失敗する
  • 情報2:東大生はロボットである
  • 答え:・・・東大生は失敗しないかも、、、

となります。だから共通点のある2つ以上の情報を論理的に組み合わせて、答えを出すことが演繹法になります。

演繹法は三段論法とも言われております。

三段論法とは

古代ギリシャの哲学者であるアリストテレスが確立した思考法です。

ある事実やその前提となる正しい情報をもとに、推理を重ねて結論を導き出す手法のことです。大前提と小前提があることで結論を出します。先程の演繹法ほとんど同じ考えになります。

  • 大前提:人間はいつか死ぬ
  • 小前提:ソクラテスは人間である
  • 結論:故にソクラテスもいつか死ぬ

アリストテレスの有名な例文です。

このように3段階に分けて思考を深めていくのが三段論法です。

展開タイプ2:帰納法(きのうほう)

帰納(きのう)法とは複数の具体的事実から普遍的な法則を導き出す思考法です。

演繹法とは違い具体的事実から法則を導くことが帰納法です。

例をあげると

  • 具体的事実1:プログラミングスクールに通う人が増えた
  • 具体的事実2:自宅で独学でプログラミングをしている人が増えた
  • 具体的事実3:サッカー選手の〇〇さん、お笑い芸人の〇〇さんがプログラミングを学んでいる
  • 結論:近年プログラミングのハードスキルを習得しようとしている人が増えている

このように具体的事実から普遍的な答えを導き出すことができるのです。

注意点としては、事実の「量」や「質」が低いと強引に導き出した答えになるので要注意です。

展開タイプ3:ピラミッド構造(ピラミッドストラクチャー)

ピラミッド構造とは主題があり、最終結論を導くための複数の重要結論があり、重要結論を達成するための手法可視化されたものです。

よりピラミッド構造は内容がMECE(ミーシー)になっており、主題を達成させるために抜け落ちがなく、ダブりがなく効率的、生産的に網羅されております。

MECEとは

MECEは「漏れなく、被りなく」と言う意味です。Mutually(お互いに)、Exclusive(重複せず)、Collectively(全体に)、Exhaustive(漏れがない)の頭文字をとった用語です。

一つのことを取り組むときにMECEを意識することで、それぞれ違う行動になるため、より効率的に、生産的に進めることができます。

ロジカルシンキング(論理的思考法)の鍛え方、トレーニング方法

ロジカルシンキングは後天的に身につけることができます。今論理的思考ができなくても、コツコツ積み重ねていくことである程度のレベルまでは成長できます。

ロジカルシンキングを鍛える方法をお伝えします。

鍛え方1:全ての事柄に自分なりに疑問を持つ

どんな事柄にでも自分なりの疑問を持つことからロジカルシンキングはスタートします。ある程度の人は納得するまで「なぜこうなったのか?」、「どうしてこうなのか?」と質問をすると思います。それでいいのです。

日常で目にする、触れることに疑問を持つことが大切です。

危険なのは曖昧な納得の状態を放置することです。

周りの優秀な人は、自分のわからないことは素直に質問する人が多いです。

自分が納得するまで疑問を持ち続けましょう。

鍛え方2:相手の立場に立ち、相手が理解できる言葉を使う

世の中には専門用語や、難しい言葉が多くなっております。自分が知っている言葉でも相手が知っているとは限りません。

例えば「あなたってソーシャルスタイルで言うとエクスプレッシブだね」と言われてもソーシャルスタイルやエクスプレッシブを知らない人からすると「????」となりますし、最悪の場合は嫌な思いをさせてしまいます。

新しく覚えた用語や言葉は理解を深めて、相手にわかりやすく説明できるようにすることが大切です。無理して格好つけて難しい言葉を使わなくてもいいのです。

仕事ができる人は相手に理解してもらうことを最優先にしています。

相手に理解してもらうために、日頃から読書などをして言葉のバリエーションを増やしておきましょう。

鍛え方3:曖昧な言葉を使わず、具体的な言葉を使う

先程の延長で言葉は受け取り手によって解釈が変わります。曖昧な言葉ほど相手の解釈が予想できなくなります。曖昧な言葉とは「ちょっと、結構、だいぶ」などのニュアンスが含まれる言葉のことです。

それを避けるには具体的、具体性のある言葉を使うことです。

具体的、具体性とは、数字や固有名詞を使用することです。

データや日付や固有名詞は事実ベースなので具体的になります。

スムーズに会話を進めるために具体的な言葉を使い、解釈のズレをなくしましょう。

鍛え方4:考えを文字にする

ロジカルシンキングはたくさんの情報を整理します。つい頭の中で整理しがちですが、それでは漏れます。大抵の人間の脳はそんなに優秀ではありません。

文字でアウトプットすることで、不足部分や被り部分を明確にできます。そうすることで頭の中を完璧に整理することができます。

賢ぶらずに考えを文字化にしていきましょう。

鍛え方5:分解する

ロジカルシンキングを行うには、物事の整理、分類、分解が必要です。そしてロジカルに考えるには分類、分解が特に大切です。分類、分解ができると構造を理解することができます。

そして分類、分解の際に「フェルミ推定」を理解していると、精度高く分類、分解をすることができます。

フェルミ推定とは

フェルミ推定とは、実際に測ることが困難である数量や数値を、複数ある情報をもとに論理的に推論し、概算することです。

フェルミ推定を用いると概算するのにかかる時間を短時間化にすることができます。

フェルミ推定の問題です。

日本の世帯で飼育してる犬の数は何匹でしょう??

これをフェルミ推定を用いて概算します。

分析方法は飼育されている犬の数は世帯数×犬飼育率×平均飼育数で仮説を立てることができます。

世帯数は日本の人口(1.2億人)÷平均世帯人数(2.5人)で4,800万世帯であると導きます。世帯といってもマンション世帯と、一戸建て世帯がありますのでざっくり2,400世帯ずつと仮定しましょう。一般的にマンション世帯よりも戸建て世帯の方が犬を飼育している印象です。

マンション世帯・・・2,400万世帯×犬飼育率10%×平均飼育数1.1匹=264万匹

戸建て世帯・・・2,400万世帯×犬飼育率20%×平均飼育数1.5匹=720万匹

よって264万匹+720万匹で984万匹と概算することができます。

このようにして分解して考えることである程度の仮説を立てることができるのです。興味ある方はたくさんの問題もあるのでフェルミ推定を覚えてください。

鍛え方6:結論から話をする

ビジネスマンの基本中の基本ですが、できていない人が多いのが「結論から話をする」ことです。ロジカルシンキングのトレーニングとしても大切ですが、ビジネスシーンで重要です。

結論から話をすると本当に伝えたいことが相手に伝わりますし、聞き手のストレスを緩和することができます。

今まで結論から話をしていなかった人は、もともと論理的に考えるのが弱かった人なので急には難しいと思います。しかし安心してください。

魔法の言葉があります。それは「〇〇の件です。結論からいいますと〜」です。こう言えば結論から話さざるを得なくなります。

結論から話をするだけで、ビジネスにおいて仕事のできる印象を、与えることができるので是非実践してください。

鍛え方7:理由、根拠を3つ以上用意する

最後にロジカルシンキングを実践する上で大切なことは根拠を複数用意することです。

私の周りでもロジカルシンキングが弱い人は、根拠を1つしか用意しません。根拠が1つしかない場合は自分の意見を通すことができない可能性が高いです。ロジカルシンキング力が高い人に論破されてしまいます。

何か結論を出すときには1通りの理由・根拠だけではなく3つ以上用意することをお勧めします。

これも急には実行できないので日々の意識が重要です。一つ筋が通った論理になっても、他の視点がないかを探す習慣を身につけましょう。

最後に

今回は

【問題解決の基本】ロジカルシンキング(論理的思考法)の理解&鍛え方、トレーニング方法

というお話をしました。

まとめと復習です。

ロジカルシンキング(論理的思考法)とは

目標に向かって論理的に道筋を立てる思考法です。

ロジカルシンキングの弱点

既存の枠組みに捉われがちなので、新しいイノベーション(革新)やクリエイティブ(創造)なものを生み出せません。

ロジカルシンキングを身につけるメリット

  • メリット1:問題解決力が高まる(考える力、解く力)
  • メリット2:相手が理解しやすく、説得力のある伝え方ができる(伝える力、話す力)
  • メリット3:物事を自分自身が理解できるようになる(わかる力)
  • メリット4:物事のの本質を的確に捉えることができる(見抜く力)

代表的なロジカルシンキングの展開タイプ

  • 展開タイプ1:演繹法・・・複数の情報を論理的に組み合わせて、妥当な結論を導き出す方法。三段論法とも言われております。
  • 展開タイプ2:帰納法・・・複数な具体的事実から普遍的な法則を導き出す思考法。
  • 展開タイプ3:ピラミッド構造・・・ピラミッド式で、最終結論を導くために、重要結論があり、重要結論を達成するために手法を可視化された構造です。良いピラミッド構造はMECE(漏れなく、被りなく)になっております。

ロジカルシンキングの鍛え方・トレーニング方法

  • 鍛え方1:全ての事柄に自分になりの疑問を持つ
  • 鍛え方2:相手の立場に立ち、相手が理解できる言葉を使う
  • 鍛え方3:曖昧な言葉を使わず、具体的な言葉を使う
  • 鍛え方4:考えを文字にする
  • 鍛え方5:分解する・・・フェルミ推定を活用しましょう。
  • 鍛え方6:結論から話をする
  • 鍛え方7:理由、根拠を3つ以上用意する

ビジネスマンとして基本的な思考法のロジカルシンキングをご紹介致しました。ロジカルシンキングといっても様々な要素があり、ロジカルシンキングの意味を理解すると誰もがある程度は身につけれるものです。

どんな時でもいつも、ここからスタートできます。

ロジカルシンキングを身につけましょう!

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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